介護サービスの種類

 サービスには大きく分けて自宅介護を中心にした「居宅サービス」と、介護保健施設へ入所する「施設サービス」の2つがあります。どの介護サービスをご利用になるかは、ご本人やご家族が相談して選ぶことができます。

居宅サービス 施設サービス
自宅で受けるサービス 施設を利用して受けるサービス 福祉用具の貸与・購入や住宅改修 その他 ※介護認定で、要支援と認定された方は施設サービスは利用できません。

●訪問介護
 (ホームヘルプサービス)
 ホームヘルパーが自宅を訪問して介護に当たります。
●通所介護
 (デイサービス)
 デイサービスセンターへ通所して、食事、入浴、機能訓練などを行ないます。


●福祉用具の貸与
 車椅子や特殊寝台などの用具の貸出しをします。
(12品目)
●介護老人福祉施設
 (特別養護老人ホーム)
 常に介護が必要で、居宅の介護が困難な方が入所します。
●訪問入浴介護
 入浴車が訪問して、自宅で入浴します。
●通所リハビリテーション
 (デイケア)
 老人保健施設などへ通所して、医師の指示のもとにリハビリテーションなどを行います。


●福祉用具の購入費の支給
 入浴や排泄に使われる用具の購入費を支給します。
(年間10万円が限度)
●介護老人保健施設
 自宅に戻れるように、リハビリや看護を中心とする医療を受ける方が入所します。
●訪問看護
 医師の指示のもとに、看護婦などが看護します。
●短期入所生活介護
 (ショートステイ)
 特別養護老人ホームなどに、短期間入所します。
●住宅改修費の支給
 自宅の手すりの取り付けや段差の解消などの改修費用を支給します。
(原則1回で20万円が限度)


●介護療養型医療施設
 医療の必要性が高く、長期間の療養が必要な方が入院します。
●訪問リハビリテーション
 医師の指示のもとに、理学療法士などがリハビリにあたります。
●短期入所療養介護
 (ショートステイ)
 老人保健施設や療養型医療施設などに短期間入所します。

●痴呆対応型共同生活介護
 (グループホーム)
 痴呆性老人が共同で生活するものです。
●居宅療養管理指導
 医師や歯科医師などにより、介護の指導や助言をします。
●施設搬送入浴介護
 (市町村特別給付:市町村が独自に行うサービスです)
 入浴搬送車の送迎により特別養護老人ホームで入浴します。

●特定施設入所者生活介護
 有料老人ホームなどの入所者を介護するものです。
●介護サービス計画の作成
 介護支援専門員がサービス利用計画を作成します。作成料は無料です。